私が作りたくて仕方なかった、Xeonサーバーのゲームマシン。
今回リースアップ機の買取から話が始まり、内蔵HDDの全撤去やRaidコントローラーとの別れを経て完成。
技術証明になりそうなのでデモ機として展示をしています。
まず、HDDの除去やRaidコントローラーとの別れですが、このマザーはPci-Eスロット内部は上からx1が2本、x16、x4という構成。
物理的にはx8なのに… そのおかげで、Raidコントローラーとグラボは共存出来ず、オンボードで対応しました。
中身は240GBのSSDを4発でストライピングで組んでます。何度も調整しましたが、計算通りの数字は出ず。
読み書き共に1300MB/s程度となってます。
グラボに関して。
マザーに付いているMiniSASコネクターが邪魔で、全長180mmまでとなるため、MSI社製のAERO ITXシリーズにしています。
チップはNvidiaのRTX2060。
電源のバランスを取って2060です。
また、補助電源は当然ありませんので、IDEの電源コネクターから引っ張って来てます。
そして、CPU。元々Xeon E3-1220 V3 を搭載してます。
Passmarkも7000以上あるので十分ですが、E3-1241 V3へ換装。
1270や1271、1280など候補はありましたが、1241がほぼ上位ランクで、他のと僅かな差で、入手しやすかったので1241へ。
HT対応と言うのも後押しになりました。
ネットワークは元々ギガビット2系統でしたが、店舗の配置の関係で出来れば無線にしたかったんです。
そこで、最新規格のWi-Fi6対応のボードを導入しています。
こちらはPci-E x1でも十分な速度が得られるので、計算が楽でした。
ちなみに、スロットがx8ですが、それ以下の規格なら動きますからね。
色々なHP見たけど、使えないって書いている率高いです。
スロットサイズとレーン数は違うので要注意
サーバーなので音が出ません。
そのため、自宅で利用していたUSB DACを付けて完成! 楽しい時間でした。
この機種は特殊ですが、8bitでは他の機種で日常的にゲーミングPCやビジネスPCの製作をしています。